注目トピック
【戸建て】節電対策にも効果的! 遮熱機能がある塗料で屋根と外壁を塗り替える
【リフォームさせていただいた物件概要】
エリア:神奈川県横須賀市
建物種別:戸建て(3階建て)
リフォーム箇所:屋根・外壁塗装
工事期間:20日間
【工事概要】
・塗装工事
・シーリング工事
暑い夏…遮熱塗料で屋根と外壁を塗り替える
今回のお客様は、以前より弊社ヨコソーのことをご存じの方からのご紹介者でした。ご自宅はスレート瓦屋根・サイディング外壁の3階建ての戸建てとなっており、夏の期間は室内(特に3階の部屋)が暑くなるのがお悩みとのことでご相談をいただきました。お客様からのご希望として、屋根・外壁ともに遮熱機能がある塗料材を使用した塗装にすることと、既存の外観の印象とは異なる色彩の塗料にて塗装をして欲しいという2点のご要望がありました。
両方のご要望に応えるため、塗料メーカーともお客様とも確認をとりながら色選びをおこないました。遮熱塗料は濃い色よりも薄い色の方が遮熱性能を発揮しやすく、また、遮熱性能については色によって反射率が異なるため、日射の範囲が一番大きい屋根に関しては薄い色を使うことで遮熱効果を高めることをご提案しました。外観の印象をリニューアルするため、2階ベランダ部分の出っ張り箇所での塗分けをおこないました。既存外壁でも2色使いがされていましたが、同じように入角での塗分けをおこなったもののアクセントのつけ方を変更することで、爽やかなかつ新鮮な印象の外観・お家の正面へと生まれ変わりました。
遮熱塗料の主なメリットとデメリットと特徴
「遮熱塗料」という言葉を聞きなれない方もいらっしゃると思います。そこで、遮熱塗料のメリットとデメリットをご紹介します。
<メリット>
1.夏場に適した塗料で節電・光熱費削減につながる
遮熱塗料は太陽光を反射する効果があります。つまり、室内を暑くすることを防いでくれるため室内の温度を保つ効果が期待できます。これにより冷房の設定温度の下げすぎを防ぐ、使用頻度を低下させることで電気代の削減効果も期待できます。
2.耐用年数が長くメンテナンスの負担が少ない
遮熱塗料は10年~20年の耐用年数のものが多いです。一般塗料と比較すると2倍程度長いものもあり、メンテナンス(塗り替え)サイクルの長期化が実現できます。また、太陽光を反射することから屋根や外壁に対する熱のダメージを抑えることで劣化防止効果も期待できます。
<デメリット>
1.冬が長い地域にはあまり適さない塗料である
遮熱塗料は保温性能が高くないため(中の熱を外に逃がすのではなく、外の熱を中に伝えにくくする性能が高いため)、冬場ではなく夏場に適した塗料となります。
2.特殊効果を持たない塗料と比較すると費用は高い
安価な塗料と比べると遮熱塗料は費用が高くなりますが、その代わりに遮熱性能を得られることにつながります。耐用年数や長期的なメンテナンスまで考えてどのような塗料を使用するか検討が必要です。
<その他の特徴>
・色によって遮熱性能が異なる
熱を反射することによって遮熱効果を得る塗料ですが、色によってその効果には違いが生まれます。遮熱効果が高い色は白やクリームとなり、黒・グレー・茶などは熱反射率が低下します。もともとの屋根や外壁の色合いが濃い建物の場合は、白などの遮熱塗料で塗り替えることにより効果をより大きく感じることができます。
「遮熱」と「断熱」の違い
遮熱と似ている言葉として断熱があります。これらには違いがありますのでご紹介します。
遮熱塗料は、外(太陽)から来る熱を反射して“遮る”ためにつくられた塗料です。一方の断熱塗料は、外からの熱や冷気の侵入を“
防ぐ(断つ)”ためにつくられた塗料です。つまり、遮熱塗料は外部から熱を伝わりにくくする機能を持つ塗料であり、断熱塗料は室内外の熱移動を断ってくれるために涼しさや温かさを保つための塗料となります。
節電対策にもつながる塗料選び
近年の夏は酷暑傾向が強く、クーラーの使用頻度も高くなっていたため光熱費が気になっていた方も多いのではないでしょうか。暑さ対策だけでなく節電対策としても遮熱塗料は効果が期待できますので、屋根や外壁の塗り替え工事をご検討されているお客様には遮熱塗料や断熱塗料の採用もご検討いただきたいと思います。
今回のお客様にも塗り直しによって外観が綺麗になったことだけでなく、遮熱効果も実感いただけたとのことで喜んでいただけました。引き続きお客様のご要望にお応えできる工事を提供していきたいと思います。
Before/After写真
屋根
外壁
南面
西面
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